『エピソード1/ファントム・メナス』で初登場し、虫や骸骨を思わせる容姿で、やや不気味な雰囲気を漂わせていたB1バトル・ドロイド。しかし、アニメ『クローン・ウォーズ』シリーズでは、一転してユーモラスな言動でファンを和ませてくれる“癒し”キャラクターに。今回は、そんなB1バトル・ドロイドのヒストリーと、ファンを虜にする彼らの“迷セリフ”を紹介しよう。

『エピソード1/ファントム・メナス』 01:49:21~
●B1バトル・ドロイドとは
銀河共和国の統治に不満を抱き、共和国から離脱を目論む「分離主義勢力」が製造した戦闘用ドロイドのうち、人のような外見をした歩兵モデル。ナブー侵攻時に大量に投入され、グンガン族と激しい戦闘を繰り広げた。
ナブー侵攻時に使用されたモデルは司令船による中央制御だったため、司令船が破壊されると動作が停止するという欠点があった。そのため、後から登場するモデルは自律できるように改良されている。

●誰が作った?
開発設計はバクトイド・コンバット・オートマタ社、生産は製造技術に長けたジオノージアンの母星ジオノーシスでおもに行なわれていた。

ジオノーシスのドロイド工場の中に落ちたC-3POは、B1バトル・ドロイドの頭を取り付けられてしまう。(『エピソード2/クローンの攻撃』01:40:06あたり)

『エピソード1/ファントム・メナス』 00:22:31~
●何種類いる?
バクトイド・コンバット・オートマタ社製のヒューマノイド型ドロイドは、B1バトル・ドロイドを強化・改良した「B2スーパー・バトル・ドロイド」、戦術に長けた「タクティカル・ドロイド」など、さまざまなバリエーションが存在する。

標準的な歩兵タイプのB1バトル・ドロイドは、高度な知能を持たない代わりに、与えられた役割やスキルに応じて最適にプログラミングされていた。たとえば黄色いカラーリングが施されたものは指揮官、赤はセキュリティ、青はパイロットといったスキルに特化している。

腕にブラスターを内蔵し、装甲や知能などが強化されたB2スーパー・バトル・ドロイド。強力な火力で手練れのジェダイ・マスターたちも追い詰めることができる。
(『エピソード2/クローンの攻撃』01:55:20~)

「Tシリーズ・タクティカル・ドロイド」は、高い知能を持ち、ドロイド管制船の制御や戦術立案に特化したモデル。

クローン大戦の後期には、より性能を強化した「スーパー・タクティカル・ドロイド」も登場。
(『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン5 エピソード4 03:42~)

B1バトル・ドロイドの究極改良型ともいえる「コマンドー・ドロイド」。知能も戦闘能力も高く、頑丈で俊敏だが、製造コストが高く大量生産ができなかった。

飛行もできる新型バトル・ドロイド「Dウイング・セキュリティ・ドロイド 」が『クローン・ウォーズ』ファイナル・シーズンで初登場した。
(『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン7 エピソード2 16:36~)

『エピソード3/シスの復讐』 00:07:48~
●クローン戦争後はどうなった?
ダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーに分離主義勢力の幹部たちが滅ぼされると、バトル・ドロイドの運用も停止。パルパティーン皇帝によって銀河帝国が建国されたあとは使われることはなく、再プログラミングされたものがたまに見かけられる程度だった。

クローン戦争終結から約50年後を描く『スター・ウォーズ レジスタンス』で登場したB1バトル・ドロイド。ニークによって再プログラミングされて、レジスタンスの味方になる。(シーズン2 第14話「反乱」)

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場した惑星キジーミのバブ・フリックの作業場の中にも、B1バトル・ドロイドの残骸が見られる(写真中央にいるレイの背後の壁や、C-3POが座っていた椅子の背後など)。(00:54:21あたり)

『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』 シーズン1 エピソード1 07:50~
●上官に憎まれ口も! B1バトル・ドロイド“迷言”集!
映画ではあまりセリフがなかったB1バトル・ドロイドだが、アニメ『クローン・ウォーズ』シリーズではより複雑なコミュニケーションが取れるようになり、戦術的な会話だけでなく、仲間と冗談を言いあったり、仕事の愚痴を言ったりと、なかなか“人間らしい”面を見せている。そんな彼らの、思わずクスッと笑ってしまう“迷”セリフを紹介しよう。
※セリフはすべて日本語吹替版

「めっちゃ強いっすね 」
(シーズン1第4話 15:26あたり)
ドロイドたちの猛攻をものともしないオビ=ワン・ケノービを見てバトル・ドロイドがひと言。そしてグリーヴァス将軍に張り倒される。

「俺たちだけでブリッジを守れって?」「相手はジェダイだぜ。いやな役だよなぁ…」
(シーズン2第2話 08:02あたり)
ジェダイたちが乗り込んできた船を自分たちだけで守らされることになり、落ち込んでしまう。

「撃たないで! 俺、ただの兵隊、指揮官はこいつね!」
(シーズン2第2話 08:20あたり)
ブリッジに侵入してきたアナキンたちに向かって、指揮官ドロイドが仲間を売る。結局、ふたりとも倒されてしまう。

「自分らだけ歩かせ、将軍はそんなのに乗ってるからです。自分らも乗せてくれればエネルギーの――」
(シーズン2第10話 02:23あたり)
充電させてほしいと不満を言うバトル・ドロイドに「どうしてそんなにバッテリーの消耗が早いのだ! 」とイラつくグリーヴァス将軍。それに答えたバトル・ドロイドのセリフ。言い終わる前に将軍にライトセーバーで両断されてしまう。
Disney +(ディズニー・プラス)でファイナル・シーズンが配信中の『クローン・ウォーズ』シリーズでは、ここで紹介した以外にもまだまだたくさんの“迷”セリフが見つかるはずだ。ジェダイたちの活躍を楽しんだあとは、ぜひB1バトル・ドロイドたちの言動に注目しながらシリーズを見直してみよう!
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