ゼウスやグーフィー、そして『ムーラン』の父ファ・ズー、ディズニー映画に登場するたくさんの父親たちが、作品内で、子どもたちにアドバイスとなる言葉を残しています。やはりあなたもご自身のお父様から、ステキなアドバイスをもらってきているのではないでしょうか。父の日を記念して、ディズニーのお父さんたちの知恵の詰まったステキな言葉をお贈りします。あなたの心に届きますように!
1. グーフィー "お前は息子だ。どんなに大きくなっても父さんの息子だ"
『グーフィー・ムービー/ホリデーは最高!!』(1995)
大人になると、時々は両親の愛情を邪魔に感じたり、両親よりも自分のほうが大きいかのように感じたりすることがあったりするものです。マックスは自分が友達と一緒にいたい時に、父グーフィーにドライブ旅行に連れて行かれ、まさにそう感じていました。でもグーフィーはマックスに、どんなに年齢を重ねても、どんなに身体が大きくなっても、マックスは自分の息子であり、何があっても愛している、ということを思い出させるのです。
2. ティアナの父ジェームズ "1つ約束してくれ。本当に大事なものを見失わないって"
『プリンセスと魔法のキス』(2009)
ティアナはレストランを持つ、という夢を、同じ夢を追い叶えることができなかった父親のためにも叶える、という目的のために、自分の人生を大きく諦めていました。でも彼女は気づくのです。彼女の父親は欲しかったものを全て手に入れたわけではなかったけれど、必要なものはいつも手にしていた、ということに。彼女は人生における大事なもの、友達や家族の存在に感謝することを思い出すのです。
3. アリスの父親、チャールズ・キングスレー "お前は変わってておかしな子だ。でも優れた人は皆おかしいのさ"
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)
アリスは、ふしぎの国での体験を皆に話したかったけれど、おかしいと思われるのではないかと心配していました。でも彼女の父は、人がおかしいとみなす人たちは、天才だとみなされることもある、と言います。彼自身、周りの皆に不可能だと言われても、有益な交易所を世界中に見つけようとしていました。彼は、他人が何と言おうとも自分に正直にあれと、娘を励ますのです。
4. フィリップ・レナルディ "勇気とは恐れぬことではない。恐れを克服しようと決心することなのだ"
『プリティ・プリンセス』(2001)
ジェノヴィア王国のプリンセスという役目を受け入れるかどうか悩んでいたとき、ミアは人前で話すことの恐怖を理由に、その立場から逃げようとしていました。そんな時、恐れに自分を支配されてしまわなければ、怖いと思うのは悪いことじゃない、という父親からの手紙を見つけるのです。彼女は父親のアドバイスを受け入れ、新しい役割を受け入れたのです。
5. ゼウス "真の英雄は力の強さではない。心の強さで決まるのだ"
『ヘラクレス』(1997)
ゼウスは息子に、オリンポスに戻ってほしいと願う気持ちと同じくらい、彼に真の英雄であることの意味を学んでほしいと思っていました。それは力の強さや何体のモンスターを倒したかということではありません。それよりも、その戦いの理由や人に対する思いやりなのです。ヘラクレスはそのことを理解し、真の英雄になりました。
6. パパ "怖さを乗り越えて初めて 見える世界があるんだよ"
『アーロと少年』(2015)
恐竜のアーロは人生の多くのことを恐れていて、そのために生きることを楽しめていません。そこでパパは、アーロがその恐怖心のせいで世界にある美しい物を見逃していることを、教えようとします。アーロに必要だったのは、恐怖心を克服し、自分の枠を押し上げれば、もっと価値ある人生がそこにある、ということに気付くことだったのです。
7. ファ・ズー "一番の贈り物は お前を娘に持つことだ"
『ムーラン』(1998)
ムーランが軍に入ったのは、戦いたかったからではありません。自分が父親を守り、父親に自分を誇ってほしかったからです。父親に誇りに思ってほしい、と思うのは、きっと誰もが共感できる気持ちですよね。彼女が戦いで勲章を授与され家に戻ると、父は彼女に、彼女が中国の英雄でも、不名誉なかたちで家に帰されても、どうでもいいのだと言います。彼女が自分の娘であること、自分の人生における栄誉はそれだけなのだと伝えるのです。
8. マッシモ "2人で一緒に直した"
『アルベルトの手紙』(2021)
ルカとジュリアが不在のポルトロッソで、アルベルトはマッシモと2人で漁を続けながら暮らしていました。アルベルトは父親がわりのマッシモに認めてもらおうと張り切りますが、いつも空回り。そんなある日、"事件"を起こしてしまったアルベルトは、落ち込み、家を出ていこうとしますが……。後を追ってきたマッシモは、アルベルトの思いを理解していなかったことにやっと気づき、また2人でがんばっていこうと"息子"を強く抱きしめたのです。
9. トレイ "今からでも変わりたい チャンスをくれ"
『スニーカーシンデレラ』(2022)
亡き母が残した靴屋で、スニーカーのデザイナーを夢見る少年エル。しかし、厳しい義父と意地悪な彼の息子二人が、エルの夢の実現をことごとく邪魔します。そう、この物語は少年を主人公とした、現代版「シンデレラ」。でも、こちらの義父は、最後に自分の誤りを認め、心を入れ替えることを誓うのです。父親だからといって、いつも子供の手本になる必要はありません。ときには子供から学ぶ姿勢を見せることも、親子のきずなのために必要なのです。
D23:The Official Disney Fan Club.
(https://d23.com/disneyplus/)
*本記事の作品公開年はDisney+に記載の公開年を記載しています(2022年6月19日現在)

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