2016年6月1日にオープンした「東京ディズニーセレブレーションホテル」。テーマの異なる2棟が隣接するこちらのホテルは、先にオープンした「ウィッシュ」に続いて、「ディスカバー」もついに9月10日からオープンしました。「ディズカバー」では“冒険”や“発見”をテーマに、パークで過ごす胸の高鳴りをさらに盛り上げてくれるワイルドで勇ましいディズニーアートがいっぱい。「ウィッシュ」同様に、リーズナブルな価格で滞在できる新たなホテルです。
トロピカルな植物に囲まれてそびえ立つ、サーモンピンクの建物が「東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバー」。クリーム色の建物「ウィッシュ」同様に、パークへの移動は専用のシャトルバス「ウィッシュ&ディスカバー・シャトル」に乗って約15分と便利です。ディズニーホテルならではの宿泊者特典である、一部のエリアへ開演15分前に入園できる「ハッピー15エントリー」が受けられる他、両パークを自由に行き来できる「東京ディズニーリゾート マルチパスポート・スペシャル」を購入することができます。
植物のアートが描かれたエントランスを入ると、まず目に飛び込んでくるのは中央にある「ビーバーブラザーズのカヌー探検」をモチーフにしたソファと、パドルを手にしたミッキーマウス。色鮮やかな原色のカーペットや、ターザンロープのカーテンは、ジャングルを思い起こさせ、ミッキーマウスと旅に出る冒険者の気分にさせてくれます。エントランスへの第一歩から、元気が溢れ出てくる演出でゲストを迎えてくれます。
探検家の姿をしたミッキーマウスのスタチュー(像)が勇ましくお出迎え!ワクワクする気持ちを盛り上げてくれます。
ロビー左手にある大きな地球儀や椅子は、東京ディズニーシーにあるレストラン「マゼランズ」に設置されている地球儀がモチーフになっています。さらに、一番奥に見えるトロッコ風のソファは、「ビッグサンダー・マウンテン」の鉱山列車がモチーフになっているのです。いたるところに冒険心をくすぐるオブジェが飾られているこの空間で、出発前後もゆっくりと過ごせます。
ロビー各所に設置されているアートパネルは、東京ディズニーランドのアトラクション「タワー・オブ・テラー」や、「蒸気船マークトウェイン号」などが描かれ、隠れミッキー探しに思わず没頭してしまうスポットです。
ロビーにはまだまだ見所がいっぱい。アトラクションが作られる前に、必ず準備するというスケールモデル(模型)がいくつか展示されています。本来はゲストの目に触れることのなかった“レア”な一品を、こちらのホテルロビーではいつでも観覧することができます。
ちなみに「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」のスケールモデルのみ、ホテル展示のために作られたもの。模型とは言え、どれも本物さながら細かい部分までこだわって作られています。
「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」や「センター・オブ・ジ・アース」は動いていたり、水面に隠れていて普段は見られないところでも、模型で見ることができます。ぜひお近くでご覧ください。
「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」
「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」
「サンフィッシュ・ウォータークラフト」
「センター・オブ・ジ・アース」
チェックインはロビー左手にあるフロントデスクからどうぞ。「ジャングルクルーズ」や「カリブの海賊」、「レイジングスピリッツ」のアートが壁一面に描かれています。隠れミッキーもよーく目を凝らして見ていると、すぐそこに!
ロビー右手にあるゲストサービスでは、荷物の宅配サービスも受付しています。ホテルからご自宅までのほか、羽田空港や東京駅にもお届けでき、帰路も快適に過ごせます。こちらの壁紙にも、「トゥモローランド」や「S.S.コロンビア号」などが描かれています。マクダックス・デパートメントストアの前にいる「クリストファー・コロンブス」像も潜んでいるので、ぜひ見つけてくださいね!
ゲストサービスからすぐ左手には、子どもたちがよじ登りたくなるような色とりどりの岩の形をしたソファが置かれたキッズエリアもあります。ディズニー映画が常に流れ、中庭も望める好ポジションです。ゲストサービスから目の届く範囲にあり、お子さんたちをこちらで待たせながらゆったりと手続きを済ませることができます。
客室にはスティッチやチップ&デールなど、ディズニーの仲間たちがアトラクションを楽しむやんちゃな壁紙が。「スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」をイメージしたハワイの木々が模様になっているカーテンなど、野性味あふれたカラーリングでホテル全体のイメージが統一されています。
こちらの「スタンダードルーム」には、大人4名、小学生以下のお子様2名までが添い寝できます。ソファはベッドメイクされたベッドの上にカバーが掛けられているだけなので、カバーを外せばすぐに寝床として利用できて便利です。ガーデンサイドの部屋の窓からは中庭を望め、夜の12時までライトアップされ音楽も流れているので、パークで遊んだ余韻に浸りながらホテルで過ごすことができます。
「クインテットルーム」には、2段ベッド1台と2台のレギュラーベッド、ソファとしても利用できるもう1台のデイベッドがあります。大人は5名が宿泊可能で、ご家族、お友だちなど大人数が共に楽しく過ごすには、うってつけの部屋。枕もとのカラフルな壁紙で良い夢が見られそうです。
客室の壁紙には、5種類のパークアトラクションのヴィークルも。「ビッグサンダー・マウンテン」や「ジャングルクルーズ」、「海底2万マイル」に「センター・オブ・ジ・アース」、「インディ・ジョーンズ」のヴィークルが描かれていますが、全種類わかりましたでしょうか?
電気を消しておやすみなさい…の前にもうひとつマジックが用意されています。電気のスイッチをオフにすると、天井一面が星空に。優しい光をしばらく残し、夢見心地のまま眠りへ誘ってくれます。特にお子さま連れの方に喜ばれる演出です。
コンパスが描かれたカーペットで、ホテルのテーマ“冒険”や“発見”を足元からも表現。1930年代のクラシックなミッキーマウスがプリントされた、お持ち帰りOKのスリッパでゆったりと過ごせます。
客室の廊下は、スティッチの「アロハ・エ・コモ・マイ!」をイメージした世界が広がっています。壁一面の鳥たちは、スティッチのアトラクション「魅惑のチキルーム」のようなにぎやかさを思い出させてくれます。
ハワイの陽ざしを浴びて陰ごと描かれている鳥たちは、立体的に飛び出して見え、キャラクターたちが間近に迫ってくるかのようです。
客室へ向かう際に利用するエレベーターは、内装も華やか。パーク内をイメージしたアートが、各機によってそれぞれ4種類展開されています。ミッキーマウスの声による丁寧な案内も、テンションが上がる細やかな要素です。
まるで「アドベンチャーランド」にやって来たかのような、緑が生い茂る中庭。「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のフック船長の海賊船のフリートをモチーフにしたトピアリーが、丘の上に飾られています。ライトアップされ、違う表情を見せる夜の中庭もぜひ見てみてください。
金貨や宝石が入った宝箱は、お子様が近寄りたくなるオブジェの一つ。ここも記念写真スポットにおすすめの場所です。
各階のエレベーターホールには、「カリブの海賊」や「ファンタズミック!」など、アトラクションを捉えた写真がパークへの期待と余韻、両方を満たしてくれます。
朝食は“ウィッシュ”と同じく朝6時30分~10時まで営業している「ディスカバー・カフェ」で。スティッチが登場するハワイの雰囲気に包まれながら、クロワッサンやデニッシュなどをブッフェスタイルでいただけます。大人1300円、小学生900円、未就学児は無料です。
その他の時間帯の飲食は、館内にある「ディスカバー・スナック&サンドリー」(24時間営業)で、食べ物や飲み物を購入することができます。
ディズニーショップ「ディズニーファンタジー」は、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで販売している商品を取り揃えています。ホテルに戻ってから思い出したグッズやお土産の買い忘れも、ここでお買物できるので安心です。8時から21時まで営業しています。
宿泊の記念には、スーベニアメダルを。「DISCOVER」のロゴや作った日付が刻まれるので、思い出の品として重宝します。1階ロビー横にある「メダリオンメーカー」で1回100円にて作れます。