『モアナと伝説の海』(2016)は、美しい海に囲まれた楽園のような島、モトゥヌイに生まれた少女モアナの冒険と成長の物語。モトゥヌイはもちろんお話の中にだけ存在する島ですが、ポリネシアにある島々がモデルとなっています。
地元でのリサーチで得たものは?

監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツは『モアナと伝説の海』の制作にあたり、フィジーやサモア、タヒチ、ニュージーランド、ハワイなど太平洋の島々をスタッフとともに数回にわたって訪れました。そこで地元の人々から島の伝説を聞いたり、伝統的な舟に乗せてもらったり、いにしえの航海術、生活様式、音楽などを学んだりして、物語を作りあげていったのです。

村長の娘モアナは島の危機を救うため、掟を破ってサンゴ礁を越え、大海原へと飛び出します。ポリネシアの小島の多くは周囲がぐるりとサンゴ礁の浅瀬に囲まれていますが、そこを越えた先は一気に水深が深くなり、大波に襲われる危険もある外海。海の色も淡い水色から濃紺に変わります。監督たちが取材した中でも特に大きなインスピレーションを得たというタヒチのモーレア島も、そんなサンゴ礁に囲まれた島です。

Marc Pelissier/Adobe Stock
リアルな水を再現するための実験とは?

単に物語の背景としてだけでなく、モアナを導いたり時にコミカルな動きで励ましたり、主要なキャラクターとなって登場する「海」。本物と見まがうほど美しい水の描写は、アニメーション技術の最高峰といっていいでしょう。砂浜に波が打ち寄せては引いていくさまや、水しぶき、光と影をできるだけリアルに再現するため、50人ものアーティストが水のエフェクト・ショットにあたりました。

また、海中の透明度を理解するため、3色のボールを水中に沈めて写真撮影するという実験も行ったそう。そうした実験場所のひとつがボラボラ島でした。あの水の美しさはボラボラ島の海の美しさなんですね。モアナが住むモトゥヌイには海を見下ろす高い山がありますが、ボラボラ島の中心にもオテマヌという切り立った山がそびえています。

eqroy/Adobe Stock
絶景を味わいながら旅体験

海や島の景色だけでなく、音楽や踊り、衣装、タトゥー、航海術、島に伝わる伝説まで、あらゆることが念入りなリサーチにもとづいて作られている『モアナと伝説の海』。美しい映像と同時に、ポリネシアの文化にも触れることができる、本当に旅しているような気分になれる作品です。
*本記事の作品公開年はアメリカ公開の年を記載しています
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