7月31日に開催された「ミラキュラス レディバグ&シャノワール」のトークショーに、レディバグ役の奈波果林さんとシャノワール役の逢坂良太さんが登場。収録秘話や作品、キャラクターの魅力について、たっぷりと語っていただきました!
「ミラキュラス レディバグ&シャノワール」は、ファッションデザイナーを夢見るドジでやさしい女子高校生マリネットと、お金持ちの御曹司でモデルとして活躍するセレブで孤独な高校生アドリアンが主人公。
実は2人はパリの街を守るスーパーヒーロー!善良な市民をヴィランへと変える邪悪な生物・アクマをとらえるため、クワミ(妖精)の力でレディバグとシャノワールに大変身し、ともに戦います。しかし、その正体は誰も知りません。本人たちさえ、互いの正体を知らず、マリネットはアドリアンに、シャノワールはレディバグに片想い!今後の展開から目が離せません!
演じる二人も息ぴったり!?マリネットとアドリアン
イベントには、奈波さんは赤地に黒のドットのワンピース、逢坂さんは緑と黒の柄シャツで登場。色々な質問に答えていただきました!
――マリネットとアドリアンは仲良しなんですか?
逢坂さん:
最初はギスギスしたところがあったんですけども、あるきっかけがあって、マリネットが意識をし始めるんです。徐々にアドリアンもマリネットのことを気にするようになりますね。
奈波さん:
え、気にしてくれているんですか?
逢坂さん:
オレに聞くなよ(笑)。
――マリネットはアドリアンのことが大好き。でも、恋人同士ではないんですよね?
逢坂さん:
ですね。アドリアンはレディバグのことが好きなんです。
キャストと、演じるキャラクターは似ている!?
――アフレコでおふたりがこだわっているところは?
奈波さん:
動きが細かいので、しっかり(キャラクターと)息を合わせることですね。
逢坂さん:
日本のアニメーションと違って、テンポがものすごく早く、しゃべりも早いんで、一度ミスをするとテンポがどんどん崩れていく。それが難しいところでもあるんですけども、楽しくやらせていただいています。
奈波さん:
(逢坂さんが言ったことは)全部、私が言いたかったことです(笑)。セリフを言う時に台本を読むタイミングがないので、ほぼほぼ、台本は暗記しています。
逢坂さん:
画面も見なきゃいけないですから。特に、マリネットがあたふたするシーンは畳み掛けるようにしゃべっていきますので、見ていて大変そうだなと思います。
――アフレコで印象に残っているエピソードはありますか?
逢坂さん:
ハプニングは毎週起こっています。この方(奈波さん)がマリネットと同じような感じです。天然っぷりはマリネットそのものです。他のキャストもみんなそう思っているので、そろそろ自分でも認めて欲しいです(笑)。
奈波さん:
キャストは、それぞれが演じるキャラクターに似ていますよね。
2つの顔を持つキャラクター。演じ分けのポイントは?
――マリネットとアドリアンは学生とヒーローという2つの顔を持っていますが、おふたりはいかがですか?
奈波さん:
私はめちゃくちゃ運動神経がいいんですよ。リレーの選手でしたし、騎馬戦では大将だったり。20歳を過ぎてからは信じてもらえないんですが、俊敏なんです(笑)。学生時代は、フェンシングもやっていました。作品のフェンシング・シーンの効果音が実際の音と同じで驚きました。
逢坂さん:
えー、フェンシングやっていたの?なんで、フェンシングの話の時にオレにアドバイスをくれなかったの?単語の意味が分からないところがあったのに(笑)。
僕は裏の顔を持ちたくないと思っていて、できるだけ本音で話そうとしています。猫をかぶって優しくして、後でがっかりされるよりも、最初から本音を話して、「こういう人なんだ」って理解した上で付き合ってもらえる方がいいかな。
――ご自身の演じるキャラクターと共感する部分はありますか?
奈波さん:
マリネットってダメダメモードの時としっかりモード時の差が凄いんですけど、そこは私もまったく一緒ですね!普段は失敗もするし、ちょっとズレてると言われることもあるのですが、スイッチが入ると意外とテキパキできたりして…。よく印象と違うと驚かれることがあります。どやっ!(笑)
逢坂さん:
(奈波さんは)あまりプライペートが見えないですね。だから、裏の顔が3つ、4つあるんじゃないかな(笑)。
――マリネットのクワミの「ティッキー」はクッキーが、アドリアンの「プラッグ」はカマンベールが好物ですが、マリネットとアドリアンの好きな食べ物は何だと思いますか?またご自身の好きな食べ物は何ですか?
逢坂さん:
アドリアンの家のテーブルはでかいんですけど、食べているシーンはほとんどないんですよね。でも超高級料理よりも、みんなと一緒のものが食べたいと思っているはず。
僕自身は中学生の頃から「もんじゃ焼き」が好き。特に好きなのは「明太もちチーズ」です。これだけあれば、生きていけます。
奈波さん:
マリネットはパン屋の娘なので、パンとかマカロンが好きなんじゃないかな。よくクロワッサンを配っていますよね。
私は「焼き魚」が好きです。シマホッケやシシャモ。これがあれば、生きていけます(笑)。
――印象に残っているエピソードや台詞を教えてください。また、難しかった台詞はありますか?
逢坂さん:
一番好きなのはアドリアンとマリネットの出会いの話(12~13話)ですね。特に友達になるラストシーンは演じていてすごくグッときました。
奈波さん:
13話の「ストーンハート」で親友のアルヤのピンチを受けて、「私、レディバグになる!自分がふさわしいかは分かんないけど、友達が危険なのに黙って見てるなんて出来ないよ!」と、レディバグになることを決意する台詞が、印象に残っています。マリネットが本当にレディバグになる瞬間です!毎回セリフで難しいと思うのは、アドリアンの前でテンパってしまうシーンです(笑)。すごくコロコロ表情が変わるし、動きも多いので。たまに妄想で暴走して早口になるシーンも大変ですね!(笑)
――レディバグとマリネット、シャノワールとアドリアンを演じ分けるときに気をつけていること、意識していることはありますか?ティーンの役を演じる時にはどんなことを意識しますか?
逢坂さん:
アドリアンはひたすら良い子なので自分の中にある優しさを存分に発揮して、シャノワールは「本当はこう生きたい」というアドリアンの願望が大きく現れるように演じています。
僕は高校時代から精神的に成長していない大人なので、あまり難しく考えたことはないです(笑)。
奈波さん:
マリネットは、優しくておちゃめで、フワッと周囲に馴染むタイプ。ヒーローとしてしっかり市民を守らないといけないレディバグは、かっこよくて頼りになる、皆の憧れタイプ。全く違う性格ですが、同じひとりの女の子なので、マリネットがしっかりしているシーンではレディバグを、レディバグがドジをしたシーンではマリネットを、それぞれ意識してお互いの成分がチラッと垣間見えるように演じています。
ティーンの役ですが、私も中身はまだティーンのようなものなので、感じたままにやっています(笑)!
ヒーロー以外のキャラクターも魅力的!
――特に印象に残っているアクマと、その理由を教えてください。
逢坂さん:
インパクトが強かったのは32話の「ジャイガンタイタン」です。この時の「ホーク・モス」がジャイガンタイタンに振り回されていて可愛かった。
奈波さん:
1人に絞るのは難しいのですが、強いて言うなら8話の「イラストレーター」ですね。 アクマタイズ(変身)させられても、想いを寄せるマリネットにはとても紳士的で。演じていて、切なくて複雑な気持ちになりました。アクマタイズされる原因を作ったクロエには容赦なかったですが(笑)。
憧れのディズニー作品への初参加!
――ディズニー作品初参加になりますが、決まった時の感想をお聞かせください。
逢坂さん:
大人も子どもも楽しめる作品に出演できる機会は多くないので、嬉しかったです。いろいろな先輩方から「ミラキュラス、子どもと見てるよ」というお言葉をいただけたのも、ありがたかったですね。
奈波さん:
中学生の時から、学校から帰ったらディズニー・チャンネルを見るのが日課になるくらい大好きだったので、出演が決まった時はしばらく信じられませんでした。時間が経って冷静になってから「夢って叶うんだなぁ」としみじみ思ったことを覚えています。本当に全ての方に感謝です!
トークショーには500人近いファンの方が集まり、声優のおふたりも、子どもたちのアフレコ体験や、プレゼント抽選会に参加して、ファンの方々との交流を楽しまれました。
イベントの最後に、逢坂さんは「こんなにたくさんの方にお越しいただき、愛されている作品なんだなと思いました。これからも応援よろしくお願いいたします」。奈波さんは「こんなにたくさんの方が来てくださるとは思っていませんでした。この光景を焼き付けて、これからも頑張りたいです」と今後の活躍を誓ってくれました。
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