ディズニーの名曲を声だけで魅せるディズニー公式アカペラグループ「DCappella(ディカペラ)」が昨年結成され、ついに本格始動! 8月22日から行われる日本でのツアーに先駆けて、1月から行われている全米ツアーの模様をお伝えします!
厳しいオーディションで選ばれた実力派の7人
まずは「DCappella(ディカペラ)」のパフォーマンスをお聴きください!「ひとりぼっちの晩餐会」(『美女と野獣』より)や「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』より)など、聴けばあなたも歌い出したくなるはず♪
「DCappella(ディカペラ)」はオーディションで選ばれた男女7人グループです。
才能あふれるこの7人を厳しいオーディションで選んだのは、アカペラ界の第一人者、ディーク・シャロン。人気アカペラ・オーディション番組「ザ・シングオフ」(ペンタトニックスもここから世に出ました)のプロデュースや映画『ピッチ・パーフェクト』(メゾソプラノのシェリーも出演)の音楽監督を務めた彼が、ディカペラの共同クリエイター・音楽監督なのです。歌唱技術はもちろんのこと、パーソナリティやカリスマ性、そして何よりも歌をこよなく愛すメンバーを選び、家族のような一体感のあるグループ「DCappella(ディカペラ)」を生み出しました。
笑顔いっぱいの全米ツアー
1月22日のフロリダを皮切りに、3月17日のカリフォルニア州オークランドまで42会場を回ります。バスで街から街へと移動する日々ですが、2月のアラバマ公演でもメンバー7人は元気いっぱい。「毎晩、初めての劇場で自分たちの歌を聴いてもらえるなんてアメイジング!」と笑顔がはじけます。
左からRJ・ウェスナー(テナー)、アントニオ・フェルナンデス(ボイスパーカッション)、シェリー・レグナー(メゾソプラノ)、モーガン・キーン(ソプラノ)、ジョー・サントーニ(ベース)、ソジャーナ・ブラウン(アルト)、オーランド・ディクソン(バリトン)
まさに「100%VOICE 100%DISNEY」
ステージに登場した7人が歌い始めると、そこはもうアカペラの魔法の世界。クールなハーモニーと、アントニオのボイスパーカッション、そしてジョーのベースラインが華やかなアンサンブルとなって会場を満たします。
背景に映し出されるアニメーションは、彼らのステージのために特別につくられたもの。「フレンド・ライク・ミー」(『アラジン』から)では巨大なジニーがおどけ、「サークル・オブ・ライフ」(『ライオン・キング』から)では動物たちがたわむれ…。懐かしくて新しいディズニー・ワールドへのドアが、次々と歌のパワーで開かれていくようで、「100%VOICE 100%DISNEY」というキャッチフレーズ通りの楽しさ!
イントロが流れるだけで歓声が上がったり、手拍子をしたり、誰もが知っているディズニー音楽だからこそ、老若男女誰もが楽しめる、会場全体が大盛り上がりのステージでした。
公式グループならではのマッシュアップ!
コンサートのハイライトは、ディズニー公式グループならではのマッシュアップ。「パート・オブ・ユア・ワールド」(『リトル・マーメイド』から)と「ホール・ニュー・ワールド」(『アラジン』から)が、そして「レット・イット・ゴー」と「雪だるまつくろう」(ともに『アナと雪の女王』から)が、それぞれ一つの曲に溶け合い、新鮮な感動を生み出していました。
ビート感あふれる曲でスタンディングオベーションを受けたディカペラ。全員がマイクを置いてしっとりとハーモニーで聴かせる「リメンバー・ミー」(『リメンバー・ミー』から)はこのうえなく美しく、「お別れだけど忘れないで」という歌詞が胸に迫ってきます。大切な誰かを思い出したのでしょうか、バリトンのオーランドの目にも涙が…。
開演前にお客さんと記念写真を撮ったり、質問に答えたり。ファンとのふれあいをとても大切にしている彼らでした。
ファンの笑顔が彼らの元気の源
夏の来日ツアーをお楽しみに!
実力と人間的なあたたかさを兼ね備えた7人。デビューアルバム「ディカペラ」の日本盤は5月15日に発売予定です。日本語での歌唱に挑戦した曲にもご注目!
そしてこの夏、初の海外ツアーでいよいよ日本にやってきます!
8月22日(木)の札幌公演を皮切りに福島、宮城、名古屋、兵庫、福岡、東京、大阪を回ります。「こんなディズニー聴いたことない!」と感動を呼ぶこと間違いなしの来日ツアーに、あなたも行ってみませんか?