5月23日は「キスの日」。ときにうっとり、ときにビビビッ、ときにパンチの効いた、ディズニープラス作品に登場する名キスシーンをご紹介します。
【1】大切だからこそ満を持したキス / 『偶然かな。』 (2024)
学生時代の思い出を共有しながら、愛と夢を追い求める若者たちの姿を描くウェブトゥーン原作の韓国ラブコメディ。
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アメリカから一時帰国中のファイナンシャルプランナーのカン・フヨンと、天真らん漫ながら恋愛恐怖症を抱えるイ・ホンジュが、ある事故をきっかけに再び急接近するのが第4話。好きな気持ちを振り払い続けたホンジュと、彼女の心の復活をゆっくり待ち続けたフヨンの満を持したキスシーンは、優しさに満ちています。
【2】立場を超えた禁断のキス / 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)
若きジェダイ、アナキン・スカイウォーカーの成長と戦いを描くサーガの第2章。惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラと、彼女の護衛につくアナキンは、立場を超えて惹かれあいます。
禁断の愛ながら、序盤で思わずキスを交わしてしまう2人。その後、距離を置くことを決意するも、命を懸けた決戦の直前に、再び素直な気持ちがあふれてキス。そして、結婚式でのキス。キスは、2人の心の揺らぎを投影するセリフ代わりのようです。
【3】真の愛と感謝のキス / 『白雪姫』(1937)
心優しい白雪姫と森に暮らす7人のこびとの姿を描いた世界初の長編アニメーション名作。白雪姫の美しさをねたんだ継母(ままはは)が差し向けた毒リンゴによって永遠の眠りにつく白雪姫は、王子様の真の愛を込めたキスにより、目を覚まします。
さらにチャーミングなのは、白雪姫が別れ際にこびとたち一人一人の頭にするキス。とくに、最後のおとぼけが唇を突き出すも、それをたしなめて頭にチュッとするシーンがほほえましいですね。
【4】魔法を解かす熱いキス / 『美女と野獣』(2017)
心に孤独を抱えた聡明(そうめい)で美しい女性ベルと、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられた王子のロマンチックなラブストーリー。エマ・ワトソン演じるベルのリードで2人が踊る中盤のシーンが見どころですが、実際のキスはクライマックスまでおあずけ。
真の相思相愛によって魔法が解け、人間の姿に戻った王子とベルが見つめ合い、長く交わすキスにとろけます。そのキスを合図に、お城中の魔法が解ける様子も見どころです。
【5】ビビビッと沸騰点に達するキス / 『マイ・エレメント』(2023)
火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らすシティで、交わることを禁じられている火のエンバーと水のウェイドが、お互いの弱みや葛藤を共有するうちに惹かれあっていく物語。
最初は手と手を合わせることにも慎重な2人ですが、いったん触れ合ったらもう止まらない! クライマックスでは、家族の前でも気にせず、思いっきりキス。その様子を直視できないエンバーのパパと、胸キュンしているママの温度差が最高です。
【6】仲間の生還を祝する連続キッス / 『トイ・ストーリー3』(2010)
おもちゃの世界のドラマを描く『トイ・ストーリー』シリーズの第3弾では、17歳になった持ち主アンディとの別れの予感に戸惑う、おもちゃたちの姿が描かれます。
中盤、ゴミ収集車内での危機的状況のなか、ジェシーを救出したバズがテレビの下敷きとなり、絶望する仲間たち。しばらくして、ひょっこり生還したバズに、ジェシーが連続キッスを浴びせたときの、困惑しつつも、まんざらでもないバズの表情が秀逸です。
【7】相手の未来を予知するキス / 『キス・シックス・センス』(2022)
キスをした相手の未来が見えてしまう特殊能力を持つ女性をめぐる、ウェブトゥーン原作の韓国コメディ・ドラマ。
過去に父の死や恋人の浮気を予知したことがトラウマとなり、その能力を封印してキャリアを積むことにまい進中のホン・イェスルは、ある日、コードに足を引っかけて上司ミヌの上に倒れ込み、思わず、唇同士がタッチ。ミヌと自分のあり得ない未来を見てしまい…。こんなキス能力、欲しいような、怖いような?
【8】傷ついた者同士の刹那的なキス / 『オデッサ』(2025)
孤独な農家の娘オデッサが、腐敗がまん延する危険な街で傷ついた人々と交流する姿を描くロックオペラ。郷愁と未来、ユートピアとディストピアが交差する不思議な映像美のなか、魂の救世主としての力を継承するオデッサ(セイディー・シンク)の魅力と歌唱力が染みわたります。
オデッサが、悪の支配下にあるミュージシャンのユーリと繰り返すキスからは、互いの魂を求めあう刹那的な感情がほとばしります。
【9】プールでの禁断のキス / 『ロミオ&ジュリエット』(1996)
ウィリアム・シェイクスピアの古典ラブストーリーを、バズ・ラーマン監督がアレンジした名作ドラマ。若きレオナルド・ディカプリオとクレア・デインズのみずみずしい若さと魅力が充満した一本です。
中でも印象的なキスシーンは、監視カメラや警備員の目を逃れてプールで密会する場面。岩陰で熱いキスを交わした2人は、それから何度もプールでキスを交わします。キスの間に名役者同士が繰り広げるシェイクスピアの書いた古典台詞の応酬にも注目。
【10】高級娼婦と若き作家の口づけ / 『ムーラン・ルージュ』(2001)
世紀末のパリを舞台に、豪華けんらんな映像と、ビートルズやエルトン・ジョンらの名曲をアレンジした音楽で彩る、バズ・ラーマン監督によるミュージカル・スペクタクル。
ニコール・キッドマン演じる高級娼婦(しょうふ)と、ユアン・マクレガー演じる若き作家が激しい恋に落ちる様子にうっとりします。なかでも優雅に踊る中盤のダンスナンバーで、今すぐキスをしたいのに、歌いきるまで額を合わせたままの2人の表情にゾクゾクします。
【11】マスクしたままの逆さづりキス / 『スパイダーマン』 (2002)
トビー・マグワイア演じるピーター・パーカーことスパイダーマンと、キルスティン・ダンスト演じるメリー・ジェーンの"逆さづりキス"は、映画史に残る名キスシーンといえるでしょう。
自分を救ってくれたスパイダーマンへの感謝の気持ちを込めて、高層ビルからつり下がる彼のマスクを半分まで下げ、甘いキスを贈るメリー・ジェーン。降り注ぐ雨と甘いキス、一気に上昇するスパイダーマンを見上げるメリー・ジェーンのはじける笑顔は、何度観ても最高です。
【12】思わぬ一撃を食らうキス1秒前 / 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 (2014)
幼少期に地球から誘拐され、宇宙を放浪するトレジャー・ハンターとなったピーター・クイルと、ワケありな仲間たちの宇宙存亡をかけた戦いを描くアクション映画。
美しい暗殺者ガモーラが、ムードあふれる音楽に合わせてクイルと指を絡ませながら、ロマンチックなキス…寸前のところで、一撃を浴びせる場面が最高です。クイルに簡単にいい思いをさせるわけがないという、作り手の遊び心が感じられるキス"待った"シーンですね。
*本記事の作品公開年はDisney+に記載の公開年を記載しています(2025年5月23日現在)

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