『ファインディング・ドリー』のMovieNEX発売記念イベントが11月21日に都内で行われ、本作で海洋生物監修とマンボウ役で声優を務めたさかなクンと、佐野ひなこさんがゲストに登壇しました。

さかなクン

東京都生まれ、館山市在住。魚についての豊富な知識と、経験に裏付けされたトークで知られ、全国各地で講演を行う。2015年3月には東京海洋大学名誉博士に就任。海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞も受賞している。

佐野ひなこ

1994年10月13日、東京都生まれ。第37回ホリプロスカウトキャラバン2012のファイナリストに選出。以降、ファッションモデル、グラビアモデル、女優、バラエティタレントとして幅広く活躍中。

公開当時、2016年洋画オープニングNo.1に輝き、爆発的なヒットを飛ばした『ファインディング・ドリー』を、15回見た（！）というさかなクンと、5回見たという佐野さん。冒頭、佐野さんが高さおよそ4メートルのオーシャン・ドームから現れると、さかなクンは「すギョいですね！人魚姫が入っているかと思いました！」と興奮しきり。さかなクンは、この日のためにしつらえた、主人公のドリーやハンクなどを自分で描いたカラフルな白衣をまとい、一方の佐野さんは、ドリーのひれをイメージしたという黄色のドレス姿で、終始和気あいあいと魅力を語りました。

佐野さんが中に入っていたオーシャン・ドームは、ドリー＆ニモの海の世界を体験できるような特別な仕様になっています。11月23日（水・祝）、26日（土）、27日（日）の3日間、12:00～20:00まで、汐留シオサイト 公共地下歩道（TOWERmini横）にて撮影イベントが行われるので、誰でも中に入って写真を撮ることが可能！佐野さんも「絶対入ったほうがいいです！味わってもらいたいです。本当にこの世界観はかわいいし、Instagramにアップしたら絶対かわいいですよ」と、熱弁。ぜひドリーたちと撮影して「#ファインディングドリー」のハッシュタグをつけて、シェアしてくださいね。

イベントでは、『ファインディング・ドリー』マニアと呼びたくなるほど、2人の熱いトークが展開されました。印象に残っているシーンについて、さかなクンは「全部なんですけど、ドリーちゃんがお父さんとお母さんと出会うシーンがほろっときますね」と感動のシーンを挙げました。佐野さんは、「タコのハンクちゃんが運転するところです。上手だしワイルドで、そのシーンが大好きです」と、クライマックスのハラハラドキドキシーンを話すと、さかなクンも「びっくりしましたね！」と同意して盛り上がっていました。

2人に好きなキャラクターをたずねると、佐野さんは、「本当にたくさんいるんですけど、中でもエイ先生です！お世話になった先生にちょっと似ているんです」と笑顔を見せ、さかなクンも「渋いですね～」とチョイスにうなずいていました。さかなクンは、「ドリーちゃんにはいろいろな仲間が出てくるので、悩むんですけど…さかなクンの原点でもある生き物が大活躍していたので、ワクワクしました」と言い、なんとその場でそのキャラクターを描くことに！佐野さんも「今描くんですか！？」と目を輝かせ、真剣に絵を描くさかなクンを応援します。そして、ものの数分で描き終わったのが、こちらの絵です。

御覧ください、このクオリティの高さ！タコのハンクですが、説明不要の上手さですよね。ハンクを選んだ理由について、さかなクンは「準主役と言っていいんじゃないでしょうか。一生懸命大活躍したハンクちゃんが格好いいです。さかなクンはタコに出会って、素敵な海の生き物だ、海は楽しいと思ったので、お魚の世界に引き込んでくれたタコちゃんを描きました」と、自分との深い関わりも含め、理由を明かしてくれました。

『ファインディング・ドリー』は、忘れんぼうのドリーが、長い間ただひとつ忘れなかった家族の思い出を胸に、ニモとその父マーリンら仲間に支えられながら、大海原へと旅立つ物語です。はぐれてしまった親を求めるドリーの物語は、「会いたい気持ちが奇跡を起こす」作品になっていて、欠点を持っていても常に前に進み続ける気持ちが、見ているこちら側も前向きにさせてくれます。

Disney DAILYでは、イベント終了後に、さかなクンの特別コメントも収録しました！さかなクンならではの『ファインディング・ドリー』の視聴ポイントを公開予定です。どうぞお楽しみに！

『ファインディング・ドリー』
11月22日（火）発売、ブルーレイ/DVD同時レンタル開始、MovieNEX発売中／デジタル配信中
発売：ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社