お腹が鳴って、なんだか足取りがはずんできたら、プーさんに会いたくなってきませんか?
A.A.ミルンが生んだディズニーの愛すべきキャラクター、くまのプーさんは、1966年の『プーさんとはちみつ』で初めて、ディズニーのアーティストによってアニメーション化されました。その後は、たくさんの劇場用長編・短編作品、また教育映画、TVシリーズ、ディズニーパークのアトラクション、そしてもちろんかわいらしいぬいぐるみとしても登場しています。
今日はディズニープラスで配信中の、ご家庭のみんなが夢中になれる、プーさんが登場する作品を年代順にご紹介しましょう。100エーカーの森へ向かう準備はいいですか?ズオウとヒイタチに出くわさない約束はできません(はちみつを盗まれないように注意して!)。とにかく、楽しい仲間たちに出会えることは間違いありません!
『くまのプーさん/完全保存版』(1977)
ウルフガング・ライザーマンとジョン・ラウンズベリーが監督を務めた、1977年のこのチャーミングな映画は、3つの短編アニメーション作品『プーさんとはちみつ』、『プーさんと大あらし』、『プーさんとティガー』でつづられたもの。それらが、ミルンのオリジナル本から新しくアニメーション化した部分で繋げられています。曲、歌詞を担当しているのは、ディズニーレジェンドであるリチャード・M・シャーマンとロバート・B・シャーマン。何年にもわたるディズニーのプーさんシリーズに、10曲を制作しているコンビです。
『新くまのプーさん』(1988)
アニメーションによる50話のエピソードシリーズ『新くまのプーさん』は、80年代後半にアメリカのディズニー・チャンネルとABCテレビの両方でオンエアされたもの。1989年と1990年には、デイタイム・エミー賞Ⓡのアニメーション部門で、子ども向けアニメ番組賞を受賞しています。
『くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!』(1997)
みんな大好きな100エーカーの森の仲間たちは、クリストファー・ロビンが学校へ行ったことを勘違いしてしまい、大切な友達を探し出すための冒険へと向かいます。カール・グアーズ監督のこの作品は、1997年夏にビデオにて発売されました。
『ティガームービー/プーさんの贈りもの』(2000)
2000年のこの作品はティガーがタイトルになっていますが、プーさんはやはりここでも、かわいらしいいたずらの大きな役割を果たしています。"楽しくはね回る"ティガーが、自分と同じようなタイプが周りにいないことに気づいて寂しくなり、"大きくて太くて立派"な、自分の家族の木(ファミリーツリー)を探しに出かけます。でも、見つかりません。そんな自分の願いに振り回されてしまっているティガーを見て、プーさんとその仲間たちは心配になります。最後にティガーは、本当の家族がずっとそばにいたことに気づくのです。
『ザ・ブック・オブ・プー』(2001)
2001年のこのテレビシリーズでは、100エーカーの森の仲間たちが、独特の形で登場しています。キャラクターたちは、300年の歴史を持つ人形劇で、コンピューター合成されたセットの中で表現されています。
『くまのプーさん/みんなのクリスマス』(2002)
クリスマスが終わってしまった後でも、プーさんとその仲間たちはそばにいます!この作品では、ラビットが、クリスマス後のシーズンの本当の意味を知ろうと考えます。プーさんや仲間たちは、これまでと違う自分になる、という新年の誓いをたてますが……。2002年の本作は、イギリス人俳優のマイケル・ヨークがナレーションを務めています。
『くまのプーさん/完全保存版II ピグレット・ムービー』(2003)
ピグレットの姿が見えなくなり、プーさんと仲間たちは彼の思い出の本を地図代わりに、ピグレット探しを始めます。その過程で彼らが気づくのは、とっても小さいピグレットが、いろいろな意味での、大きなヒーローであり素晴らしい友達であることでした。2003年のこのビデオアニメーション作品は、アカデミー賞Ⓡ受賞、グラミー賞Ⓡ受賞のシンガー・ソングライター、カーリー・サイモンが"If I Wasn’t So Small(The Piglet Song)"や"With a Few Good Friends"などの新しい曲を、数曲提供したことでも知られています。
『くまのプーさん/ルーの楽しい春の日』(2004)
春の気分がいっぱいの本作。毎年春になると、イースター・バニーになるラビットですが、今回は違うようです。代わりに、プーさんたちに家の中でハタキがけや床掃除、煙突のスス払いなど、"春のピカピカ大作戦"として、大掃除をさせようとするラビット。そんなラビットの気持ちを、誰かが変えることはできないものでしょうか。たとえば、小さくてかわいいルーなら?
『くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!』(2005)
判明!すべてのズオウがはちみつを盗もうとするわけではないのです!2005年のこの作品では、ちっちゃなカンガルーのルーがひとりで冒険に出かけ、おそろしいズオウに直面、捕らえることになります。プーさんと仲間たちはその場しのぎのワナをしかけ、ズオウのたくらみを阻止し、危険からルーを救い出そうとします。でもそのとき、ルーはランピーという名前の、幼く楽しいズオウに出会い、仲良くなっているのです。
『プーさんといっしょ』(2007)
2007年ディズニー・チャンネルに登場した、このCGアニメーションシリーズでは、ランピーとズオウが100エーカーの森の仲間たちに再び加わっています。ダービー(ピンクのキックスケーターに乗る6歳の女の子)と彼女の子犬バスターが新しい仲間となって、スーパー探偵団のティガーとプーと一緒に、いろいろな謎を解決していきます。
『くまのプーさん』(2011)
2011年のこの作品は、ドン・ホールとスティーヴン・アンダーソンが監督を務めました。プーさんと彼の(おバカさんだけど誠実な)仲間たちがイーヨーのシッポを探す物語を描いています。そんなとき、クリストファー・ロビンが行方不明になり、事態はますます複雑になってしまいます!声優陣は、オウル役に俳優/司会者のクレイグ・ファーガソン、カンガ役に、後にオスカー受賞ソングライターとなったクリステン・アンダーソン=ロペス、そしてスグモドル役にはPBS(アメリカ公共放送)の故ヒューエル・ハウザーと、豪華な顔ぶれが名前を連ねています。
『プーと大人になった僕』(2018)
2018年のこの作品は、実写/CGによる長編映画(ビジュアル・エフェクトでアカデミー賞Ⓡノミネート)で、ユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じています。今や彼は、働きづめの低賃金労働者で、不安定な将来に直面しているのです。家族を持ったものの仕事中心の生活で、妻(ヘイリー・アトウェル)や娘と過ごす時間も持てません。ぼろぼろにすりきれたプーさんとの再会により、彼は輝きを取り戻し……。プーさんと仲間たちは、クリストファー・ロビンが今こそ子ども時代の無邪気さを取り戻せるよう、助けることができるでしょうか。
D23:The Official Disney Fan Club.
(https://d23.com/disneyplus/)
*本記事の作品公開年はDisney+に記載の公開年を記載しています(2022年5月4日現在)

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