6月26日はスティッチの日!ハワイのカウアイ島に住む5歳の女の子リロと、宇宙からやってきたイタズラ好きの626番目の試作品モンスター、スティッチの友情を描いた『リロ&スティッチ』(2002)。スティッチを主人公にしたシリーズは数多く作られていますが、沖縄を舞台にした日本オリジナルのシリーズ『スティッチ!』があるのはご存知ですか?
日本のファンのために作られたシリーズ
スティッチは、自称"悪の天才科学者"ジャンバ博士が禁断の遺伝子操作によって生み出した試作モンスター。日本では劇場映画『リロ&スティッチ』で初登場し、その愛くるしい表情とイタズラ好きの性格がたちまち人気に!これまで、ハワイを舞台にした長編アニメーション4作(『リロ&スティッチ』「スティッチ!ザ・ムービー」「リロ&スティッチ2」「リロイ&スティッチ」)、テレビアニメーション1作(リロ アンド スティッチ ザ・シリーズ)が生まれました。
スティッチの日本での人気は特に高く、そのキャラクターは絶大な支持を集めています。そんな日本のファンのために国内で製作されたのが、この『スティッチ!』シリーズなのです。
舞台はハワイから沖縄へ!
宇宙スクーターで爆走中、宇宙嵐に巻き込まれてしまったスティッチ。不時着したのは、沖縄のイザヨイ島。ここで小学校4年生の少女ユウナと出会い、どんな願いも叶えてくれるという"ちたまの石"の伝説を耳にします。目立ちたがり屋、カッコつけのスティッチは"宇宙一の力"を欲しがるのですが、願いを叶えてもらうためには43の"イイコト"をしなくてはいけません。スーパーコンピューター並の頭脳、暗記力を持つスティッチですが、"イイコト"と"ワルイコト"の違いが分かりません。毎回、島中を巻き込んだ大騒動を繰り広げます…。
豪華な声の出演者は?
スティッチの声を担当するのは、オリジナル版に引き続き、山寺宏一さん。オリジナル版では片言の言葉しか話しませんでしたが、地球の暮らしにも慣れてきたのか、言葉も流ちょう。スティッチの感情がさらに豊かに表現され、ヤンチャ度も増しています。ちなみに、ユウナの父親の声も、山寺さんが務めています。
舞台は日本!沖縄県竹富島
なんといっても、舞台が日本の沖縄というのがうれしいですね。主題歌「イチャリバオハナ」を手掛けたのは沖縄出身の人気バンド、BEGINさん。イザヨイ島は架空の島ですが、モデルは竹富島と言われ、青い海、サンゴ礁、パイナップル工場やサトウキビ畑といった沖縄の美しい風景が描かれます。
ユウナの性格は?
ヒロインのユウナはイザヨイ島育ち。幼いときに母親を亡くし、科学者の父親は単身赴任中のため、おばあに育てられています。空手の師範代を務めるおてんば娘で、正義感が強く、上級生にも物怖じしません。友だちもなく、引きこもりだったハワイのリロとは反対の性格のユウナが、スティッチとどんな友情を育んでいくのでしょうか?
オリジナルキャラクターも魅力的!
『リロ&スティッチ』に登場したジャンバ博士に加え、そのパートナーである地球マニアのオタク・エイリアン、プリークリーもスティッチの監視役としてやってきます。沖縄伝承の"木の妖精"キジムナーに、雪女やワラッチ(座敷童)といった日本独特のオリジナル妖怪たちも絡み、スティッチVS妖怪の対決も見どころ。
なまずのようなエイリアン、ガントゥや、宇宙征服をもくろむハムスター型エイリアン、ハムスターヴィール博士といったヴィランズも再登場します。
沖縄弁「イチャリバチョーデー」って?
『リロ&スティッチ』では、ハワイ語の「オハナ」(家族)がテーマになっていましたが、『スティッチ!』では「イチャリバチョーデー」(一度会ったらみな兄弟)という沖縄方言がキーワード。第1作『リロ&スティッチ』の精神を受け継ぎながらも、日本流にアレンジされている『スティッチ!』。その違いを見比べてみるのも面白いですね!小さなお子さんから大人まで、みんなで楽しめるシリーズになっています。
いかがでしたか。
ハワイや沖縄など美しい景色の中で大活躍するスティッチ。スティッチの作品シリーズで、夏景色を満喫してみては?
*本記事の作品公開年はアメリカ公開の年を記載しています

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