「ディズニー ふしぎの国のアリスの世界へ ずっと夢見ていたワンダーランド」から一部抜粋して、全5回に渡ってアリスの言葉を紹介していきます。
今回お送りするのはその第1弾です。楽しい言葉遊びに隠された秘密を見つけ、好奇心を全開にして新しい扉を開けてみましょう!
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ある昼下がり、アリスは、お姉さんに歴史の本を読んでもらっていました。でも、挿絵のない本なんて、とっても退屈。
「わたしの世界では、どの本も挿絵でいっぱいなの」
アリスがいうと、お姉さんは、「あなたの世界?またそんなこといって!(What nonsense!)」と、あきれ顔。
アリスは、「nonsense =ばかげた考え、意味をなさないこと」という言葉にひらめいて、子ネコのダイナにいいました。
「そう、わたしの世界ではね、ばかげたことがあたりまえなの。これはこうという決まりはなにひとつないのよ。すべてがとんちんかんで、みょうちきりんで、あべこべなの」
そしてアリスは、自分でいったとおり、ナンセンスで、みょうちきりんな世界へ迷いこんでいくのです…。