先月は、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」をご紹介させていただきました"カリフォルニアのディズニーリゾートのここが見たいシリーズ"。Part2となる今回は「ビッグサンダー・マウンテン」にフォーカスします!フロンティアランドの真ん中に位置している、ワイルドなアトラクションです。きっとみなさんはよくご存知のはずですが、もしかしたらまだまだ知らない秘密が潜んでいるのかも!?
米国ユタ州のブライスキャニオン国立公園の見事な景観にインスパイアされ作られたこのアトラクションには、アメリカ西部の歴史と伝統がぎゅっと詰まっているのです。
少しずつ紐解いてみましょう!
アトラクションの入り口には、レインボー・リッジの小さな町への旅行者を迎えるボードが建てられています。よく見てみると、人口が減少していった様子が、修正されている数字から見て取れます。栄えていたこの町がゴーストタウンになっていったことがわかりますね。金を求めてこの地に来た人々が強欲になるにつれて、山地付近では、列車がひとりでに動いたりと、奇妙な出来事が起こり始めたのだそうです。
列車の乗り場まで進んでいくと、世界中にある4つの「ビッグサンダー・マウンテン」を指すサインが目に入るはず。4つの山地はそれぞれ個性的に異なりますが、全て、アメリカ南西部にある赤い岩の層の山々にインスパイアされて作られました。すぐ目前のレインボー・リッジ以外の3カ所、グリズリー・ガルチ、サンダー・メサ、タンブルウィードは、どこの国のディズニーパークにある地名か、わかりますか?
答えは一番下に書きますね!
炭鉱作業員たちはとても迷信深かったので、この付近には、お守りと言われている馬蹄が、5つ貼り付けられています。不気味な洞窟に幸運をもたらしたかったのでしょうね。そのうち4つは、貨物の積み降ろし場に、前を上にしてつるされています。西部の言い伝えによると、それが幸運を集めると言われているのです。それなのに!乗客がダイナマイトの入った洞窟に向けての最終上昇に入る直前に、"不運"を示す逆さまの馬蹄が現れるのです!
アトラクションの入り口にも1点、注目していただきたいところがあります。
合衆国連邦保安局 ウィラード・P・バウンズ氏の署名による注意書きが飾られているのですが、こちらは、アイダホ州で保安官をしていたウォルトの奥様リリアンの父親へのオマージュなのです。
いかがでしたか。
カリフォルニアのディズニーランド・パークの「ビッグサンダー・マウンテン」をご紹介しました。ちょっとしたトリビアを知ると、アトラクションもぐっと奥深く感じられるのではないでしょうか。
ちなみに、さきほどの3つのサインの答えは以下の通り。全部わかった方はいらっしゃいましたか?
グリズリー・ガルチ→香港ディズニーランド・リゾート
サンダー・メサ→ディズニーランド・パリ
タンブルウィード→フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
次回は、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの「トイ・ストーリー・マニア!」をご紹介します!
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