いよいよ、その時が迫ってきました。
そう、来たる6月16日は中国本土初のディズニーパーク、上海ディズニーリゾートの開園日です!
最新の見どころが公開された公式サイトでは、中国語での公演が初となるミュージカル『ライオン・キング』のチケットを購入できるようになりました。さらに、豪華な上海ディズニーランドホテルや、遊び心のあるトイ・ストーリーホテルを予約することもできるのですよ!
おっと、興奮しすぎて、とりとめのない話になってしまいましたね…。とにかく、この上海ディズニーリゾートは、ボブ・アイガーCEOがくり返し述べている通り、"ディズニーらしさと中国らしさが共存する"テーマパークになるでしょう。
ディズニーの伝統を受け継ぎつつ、これまで以上に追求された最新科学技術やストーリー性にも注目したいところ。上海ディズニーリゾートは、定番のアトラクションに、新しい体験や世界レベルのエンターテイメント、そして完璧なレストランが融合されているんです。
世界で類を見ない最先端のディズニーリゾートとなることは間違いありません!
それでは、リゾートから届いた公式コメントをご紹介します。
「リゾートチームはすでに、初めてのゲストを迎えるため、多岐にわたる準備を行っています。たとえば、アトラクションのテストや整備、ショーやパレードのリハーサル、景観を美しく整えること。さらに、上海ディズニーリゾートをゲストの方々により楽しんでいただくための、様々な仕掛けも準備し始めました。」
ますます期待しちゃいますね!
続いて、一緒に届いた最新の写真を見ていきましょう。
上海ディズニーランドだけでしか体験できない、ワクワクする新エリアのひとつが、『アドベンチャー・アイル』です。
写真の真ん中にある山は、ロアリング・マウンテン。ここには『ロアリング・ラピッド』というアトラクションがあります。ディズニー・アニマルキングダム[アメリカ・フロリダ州]にあるカリ・リバー・ラピッドや、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク[アメリカ・カリフォルニア州]にあるグリズリー・リバー・ランに似ていて、丸いボートで激流を下るという特徴があります。
ちなみに、このロアリング・マウンテンには「Q'araq」と呼ばれる巨大な爬虫類生物が潜んでいるそう……!
それにしても、印象的な写真だと思いませんか?見事な水面反射の効果に、立派にそびえ立つ山──早く実際に体験してみたいものですよね。
心にとめておいてほしいのは、この場所でソアリン・オーバー・ザ・ホライズンというアトラクションが世界で初登場するということ。大人気アトラクション「ソアリン」の世界旅行版で、本家米国のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークやエプコット[アメリカ・フロリダ州]のソアリンにも、まだ導入されていないのです。
次のエリアはトゥモローランドです。目玉は『トロン・ライトサイクル・パワーラン』。この写真は、テスト走行中に撮影された一枚です。もし既に公開されている写真や、ディズニーランド60周年特別番組(アメリカ・ABC制作)のプレビズ映像(本制作の前に仮でつくる映像)を見たことがある方ならご存じかもしれませんが、とてもスリリングなアトラクションです。
ゲストは、まるで未来映画のように光を放つバイク型の乗り物に乗ってコースを走り抜けます。屋外を走るコースの上には"走行に合わせて様々な色に輝く大きな屋根"が取り付けられているそう。これも乗ってみたい!
おやおや、眠っちゃって!
これは『七人のこびとのマイントレイン』の写真。上海ディズニーランドのファンタジーランド内にある家族向けコースターです。
もし、あなたがウォルトディズニーワールド[アメリカ・フロリダ州]のマジックキングダムでこのアトラクションに乗ったことがあるなら、何が起きるか、きっとおわかりですね。
細部まで完璧に装飾されたコースターは、最先端のオーディオアニマトロニクス(ディズニーが発明した音と同期して動くロボット)のキャラクターたちを脇目に、左右に揺れたり曲がったり、急降下したりしながら、こびとの鉱山を駆け抜けていきます。
『プーさんの冒険』の中で撮られた楽しそうな一枚。こちらもファンタジーランド内のアトラクションです。
プーさんをテーマにしたアトラクションは、世界各地のディズニーランドにとってお決まりの存在。上海ディズニーランドでは、ゲストを喜ばせるさりげない工夫が施されています。
それはアトラクションに登場する本が"中国語で書いてある"こと。まさしくアイガーCEOが言っていた"ディズニーらしさと中国らしさが共存する"アトラクションですね!
同じくファンタジーランドでは、『クリスタル・グロッドへの旅』というアトラクションにも注目。ゲストは、ボートで"水上を周遊しながら"有名なディズニー映画の素晴らしい世界観を味わうことができるでしょう。
写真の『ムーラン』に加えて、『ファンタジア』、『塔の上のラプンツェル』、『美女と野獣』、『アラジン』、『リトル・マーメイド』とさまざまな世界が登場します。
そして終盤、ボートはパークのメインキャッスルである「魔法にかかったおとぎの城」の地下へと進んでいきます。その先にはいったい何が待っているのでしょう。旅の終わりをドラマチックに盛り上げてくれる、特別なスパイスが用意されているかも!?
卑劣だけど人気のある海の略奪者といえば?そう、海賊です!上海ディズニーランドでは、世界で初めて海賊をテーマにしたエリア、「トレジャー・コーブ」が誕生します。
このエリアを象徴するアトラクションの一つが、『カリブの海賊:沈んだ財宝をめぐる戦い』です。これまでのカリブの海賊とは異なり、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の人気キャラクターたちを使った"全く新しいストーリー"となっています。
登場するキャラクターの一人は、もちろんデイヴィ・ジョーンズ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で初登場する呪われた海賊で、写真にも写っていますね。彼は新世代の「カリブの海賊」にふさわしく、今まで以上にレベルの高いオーディオアニマトロニクスとなっています。この、顔じゅう触手だらけの厄介者の活躍を見るのが待ち遠しいですね。
『上海ディズニーランドホテル』のロビーの中から一枚。アールヌーボー様式の豪華さが際立った写真です。広く美しい空間には思わず驚いてしまいそう。オーケストラを指揮するミッキーのブロンズ像や、天井のシャンデリアにも注目ですよ!
上海ディズニーランドホテルは、贅沢さを再評価することに目を向けています。そして、パーク内の各地と同じように、親しみやすさと真新しさの両方を兼ね備えています。是非とも泊まりたいですね。
続いては、『トイ・ストーリーホテル』の中から。注目すべきはサニーサイド・カフェです!
この名前に聞き覚えはありませんか?実は『トイ・ストーリー3』に出てくる保育園、『サニーサイド』からきているのです!(覚えてました?)
この写真で目を引くのは、トイ・ストーリーのキャラクター達が描かれた中国風の凧。これらは中国、山東省のイ坊市にある凧の伝統工芸品から着想を得て作られました。
この凧やサニーサイド・カフェと同様に、ホテルの建物自体も自由なスタイルで設計されており、見応え充分。
内部の装飾も遊び心満載で、一見の価値ありです。こうした要素一つひとつが、トイ・ストーリーホテルをこれまでにない特別な空間にしているのです。
いよいよ6月16日にオープンする上海ディズニーリゾート。今回ご紹介した魅力はほんの一部です。
全容が明らかになる日が楽しみですね!