『ズートピア』(2016)のトリビア10選を大公開します。スタッフのこだわりがいっぱい詰まった本作品には、アニメーション制作のプロセスにおける裏話がいっぱいです!
【1】出演している動物は全64種類!?
なんと64種類もの動物が出演しています!彼らはそれぞれにとても個性的です。象と豚では鼻の形が違うように、足にもひづめのついたタイプ、肉球のついたタイプなど、ディテールが様々です。
【2】ベルウェザー副市長は、ディズニーの過去作品から構想を得てデザインされた!?
ベルウェザー副市長を見て、何かを思い出しませんか?
ディズニーアニメのオムニバス映画『メイク・マイン・ミュージック』(1985)でしょうか?もしくは『メロディ・タイム』(1987)?アニメーター達は、それらの映画に出てくるキャラクターから構想を得てデザインしたのだそうです。
【3】動物たちの毛にくっついているものとは!?
リアルな動物っぽさを出すために、アニメーターたちは動物の毛に、干し草、小枝、葉っぱなどを加えました。ヤクのヤックスを観ていただければおわかりですよね!
【4】ベルウェザー副市長用に6種類もの服がデザインされた!?
素材?もちろんウールです!千鳥格子の素敵なドレス、名前にちなんだベルの付いたブレザー、それから、ヒツジの毛刈りを思わせるハサミ模様のオレンジのドレスなどを含め、彼女は全6種類もの服を着こなしています。
【5】ジュディは普通のウサギとはちょっと違う!?
本物のウサギの上唇は縦に割れていますが、ジュディの上唇はつながっています。これはアニメーターの判断によって、そうなったのです。
【6】ライオンハート市長はムファサがモデルになった!?
ライオンハート市長をデザインするのに、アニメーターたちは『ライオン・キング』(1994)のムファサを参考にしました。だからこんなに威厳があって凛々しいんですね!
【7】キャラクターたちの毛は、実在の動物に忠実に表現されている!?
『ズートピア』に出演させる動物たちをリサーチするうち、アニメーターたちは、動物たちの毛が、思っていたものとはだいぶ異なっていることに気付きました。白クマの実際の毛が透明であったり(光の反射によって白く見えているのです)、キツネの毛は根元から毛先に向けて、濃い色から明るい色に変化していたり。彼らは、そういったそれぞれの特徴を表現してリアリティを追求したのです。
【8】特殊技術によって、動物の毛のアニメ化に革命!?
キャラクターたちが衣装を自然に着ているように見せるために、アニメーターたちは最新の技術を使って、衣服の下に隠れる部分の毛を整えました。毛束を個々にひとつひとつ引き抜くといった、『ボルト』(2009)制作中に採用していた技術とは対照的です。
【9】制作中に遭遇した危機一髪の出来事とは!?
画面構成(レイアウト)ディレクター、ネイサン・ワーナーは、リサーチのために訪れていたアフリカでの滞在中、なんと、介護者に救助された本物のチーターに出くわしました。チーターはワーナーの持っていたカメラが気に入らなかったのか、威嚇(いかく)しました。
でも大丈夫。両者ともに無傷で済んだようです。
【10】クロウハウザーは象徴的なチーターの顔の特徴を取り入れてデザインされた!?
クロウハウザーは本物のチーターとは大きく違いますが、涙の筋のような象徴的な線は同じです。よく見てみてください。涙管の内側から口の端の外側へと伸びていますよね。
もうすでにご覧になっていた方も、まだ観たことがなかった方も、トリビアを知って、もう一度『ズートピア』を観てはいかが?アニメーターたちのこだわりがぎっしり詰まった本作品を、ぜひじっくりと味わってみてくださいね!
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