4月12日は、世界宇宙飛行の日。世界で初めて有人の宇宙衛星船が打ち上げられた日で、搭乗した宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリン氏が「地球は青かった」と語ったことでも有名です。こんな記念日に、宇宙を感じる多彩なジャンルの作品を観てみるのはいかがですか?90年代の大ヒット映画から、実話に基づくヒューマンドラマ、最新アニメーション傑作までご紹介します。
【1】地球と人類へのメッセージが込められた珠玉の1本
『ウォーリー』(2008)
人間が見捨てた29世紀の地球で、700年間もひとりでゴミ処理をしているロボット、ウォーリーの日常と冒険を描いたアニメーション映画です。
ひとりぼっちだったウォーリーの前に、突如現れたロボットのイヴ。心ときめかせるやいなや、イヴは宇宙船に回収されてしまいます。未知なる宇宙へと旅立ったウォーリーは、"誰かと手をつなぐ"というささやかな願いを叶えることができるのでしょうか?
2009年にはアカデミー賞(R)を受賞している、ディズニー&ピクサー史上最大のスケールで贈る"29世紀のラブストーリー"です。
【2】28年前にこのスケール!ローランド・エメリッヒ監督の傑作
『インデペンデンス・デイ』(1996)
地球侵略を目論むエイリアンと人類の攻防戦を描き、90年代に大ヒットを飛ばしたウィル・スミス主演のSF超大作。
巨大な円盤宇宙船や無数のエイリアンと戦いまくるチームとなった米大統領&軍人&エンジニアの活躍が見どころです。VFXが進化した今では、様々なスペクタクルが見られますが、28年前にこのスケールを実現したローランド・エメリッヒ監督はさすが。ヌルヌル触感が生々しいエイリアンの姿も衝撃的です。
【3】宇宙で遭難!からの究極のサバイバル
『オデッセイ』(2015)
火星探査ミッション中の事故により、ただひとり火星に取り残された宇宙飛行士マーク(マット・デイモン)のサバイバルと奇跡を描くヒューマンドラマです。
地球との交信手段もなく食料も水も足りないなか、生物学・数学的知識を生かして自給自足を試みながら、冷静に問題解決を続けるマーク。絶望の中でも小さな楽しみを見つける姿に、学ぶことがいっぱいです。火星で栽培したジャガイモの美味しそうなこと!
【4】「マーキュリー計画」を支えたアフリカ系アメリカ人女性数学者の実話
『ドリーム』(2016)
米国とソ連の宇宙開発競争が白熱していた1961年、米国初の有人宇宙飛行「マーキュリー計画」を支えたNASAで働く3人の女性の物語。
人種や性別による理不尽な扱いを受けながらも、強く前向きに進む女性たちの姿に胸が熱くなります。華やかに見える宇宙事業の裏には、知られざるたくさんの人々の涙と努力があることを感じます。
【5】個性派ヒーロー!みんなで観れば爽快感増し増し
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
幼い頃に地球から誘拐され、宇宙を放浪するトレジャー・ハンターとなったピーター・クイルと、ワケありな仲間たちの宇宙存亡をかけた戦いを描くアクション映画。
賞金稼ぎのアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、妻子の復讐を誓う狂暴な男ドラックス、美しく危険な暗殺者ガモーラ。愛すべきキャラクターたちのイカれた掛け合いが楽しくて、一緒に銀河を闊歩したくなります。
【6】合言葉は「無限の彼方へ!」
『バズ・ライトイヤー』(2022)
『トイ・ストーリー』シリーズの人気者バズの知られざるルーツが明かされる長編アニメーション映画。
大勢の乗組員とともに危険な惑星に不時着したスペースレンジャーのバズが、ネコ型ロボットのソックスや仲間たちと地球帰還を目指すなかで、チームワークの大切さや自身の弱さに向き合う物語です。「無限の彼方へ!」の合言葉とともに、バズたちと宇宙探索を楽しみたいですね。
【7】宇宙と地球の境界のない未来を感じる革命的な作品
『ザ・クリエイター/創造者』(2022)
人類とAIの戦争が続く世界を舞台に、人類を滅ぼす兵器とされる超進化型AIの少女と、その破壊を命じられた元米特殊部隊員の旅を描くSFアクション大作。俳優・渡辺謙が豪華共演を果たした話題作。
AIと共存するニューアジアのハイテク装置、軌道上から破壊攻撃を仕掛ける軍事ステーションなど、未来的な描写がいっぱい。宇宙と地球の境界がなくなる未来を感じる、革命的な作品です。
【8】人間と異星人の宇宙探査物語
『宇宙探査艦オーヴィル』(2017)
400年後の未来を舞台に、宇宙探査艦オーヴィルで宇宙を探索する人間&異星人の乗組員たちの姿を描く喜劇。
才能豊かな米コメディアン、セス・マクファーレン原作・製作・主演だけに、シットコムのような臨場感、ユーモア満載の台詞、往年の宇宙ものの秀逸パロディと、魅力的な要素が満載。自分もオーヴィルに同乗して宇宙の不思議を感じたい!とワクワクしながら楽しめるドラマです。
【9】今を生きる私たちへの問い
『火の鳥 エデンの宙』(2023)
手塚治虫の名作「火の鳥」の"望郷編"を原作としたアニメーション・シリーズです。
宇宙移民時代に辺境の惑星エデン17で1300年間生き続けた女性ロミ(声:宮沢りえ)が、故郷・地球に焦がれて時空を超えた旅に出ます。そこで目にする地球の姿は、今を生きる私たちへ深い問いを投げかけているよう。物悲しく壮大な世界観とレトロな映像&音楽、生命の本質を考えさせられるストーリーが染み入ります。
【10】地球も宇宙を構成するひとつである奇跡
『宇宙の奇石』(2018)
ウィル・スミスが番組ホストを務め、宇宙飛行士の証言や世界各地の住民の生活から、地球の神秘に迫るドキュメンタリー・シリーズです。
呼吸ができること、空が青いこと、太陽光に焼かれないこと、そもそも地球という"奇妙な石"が生まれたこと…。日々当たり前に感じていることが、とてつもない奇跡であることを感じます。圧巻の映像美に身を委ねつつ、生物・科学的な知識も得られる作品です。
*本記事の作品公開年はDisney+に記載の公開年を記載しています(2024年04月12日現在)

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